NWK層パケットフレームの種類
ZigBeeネットワークでは、データを送受信するデータフレームの他に、ルート探索を行ったりネットワークを維持していくために、いくつもの種類のコマンドフレームを使います。
代表的な無線フレームの種類を下記に示します。
●データフレーム
ブロードキャスト、ユニキャスト、ソースルート、マルチキャスト
●Route Request コマンドフレーム
●Route Reply コマンドフレーム
●Network Status コマンドフレーム
●Leave コマンドフレーム
●Rejoin Request コマンドフレーム
●Rejoin Response コマンドフレーム
●Route Record コマンドフレーム
●Link Status コマンドフレーム
●Network Report コマンドフレーム
●Network Update コマンドフレーム
無線フレームの構成
図1-4に一般的なデータフレームの構成を示します。データフレームは、MACヘッダ、NWK(ネットワーク)ヘッダ、APS(アプリケーションサポート層)ヘッダ等を含み、各ヘッダは送信先や送信元のアドレス情報や制御情報から構成されています。また、MACヘッダにはネットワークIDとしてPANID情報が格納され、複数のネットワークが存在する場合でも、自分のネットワーク内で通信できるようになっています。

図1-4
アドレスの種類
PAN識別子(PANID)は16bitです。また世界中のネットワークを一意に識別できるように、拡張PANID(64bit)も用意されており、必要に応じて使われます。
各デバイスには、あらかじめハードウェアに割り当てられている64bit拡張MACアドレスと、通常ネットワーク接続時に割り当てられる16bitショートアドレスがあります。
IEEE802.15.4仕様ではパケットサイズが比較的小さいため、ZigBeeネットワークでは16bitショートアドレスを用いてルーティング動作を行います。
●PAN識別子
PAN ID (16bit)
拡張PAN ID (64bit)
●デバイスのアドレス
64bit拡張MACアドレス (ハードウェア固有)
16bitショートアドレス (動的アサイン)
16bitグループアドレス (アプリで指定)